EOS 9000DとEOS Kiss X9iの違いを調べてみた

今回はカメラの話。

現在使っているカメラ「CANON EOS kiss X5」が、特段不満はないものの、シャッター回数が3万回に近づき、寿命を迎えようとしています。シャッター音に明かな劣化が・・・。シャッターだけを交換するという手もあるのですが、8年前に買ったカメラのため、電子部品もどこまで持つか怪しいので、そろそろ買い換えを検討しています。

で、その候補となっているのが、以下の3機種。

(1)CANON EOS 9000D
(2)CANON EOS Kiss X9i
(3)CANON EOS Kiss X9

Kissシリーズの最新モデルはKiss X10なのですが、魅力と言えば省電力性ぐらいで、基本性能はそれほどX9と変わってないため候補から除外しています。電池が長持ちするだけのために差額1.5万円の価値はないと判断しました。

で、この3機種で最も安いのはもちろん(3)のX9です。バリバリの入門機ですね。とはいえ、今使っているX5よりも遥かにスペックが高い(DIGICが4から7へ、ISO感度の上限が6400から25600へ)ので、これでも十分なのですが、上の2機種は「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」という素晴らしいレンズとのキットがあるのが魅力です。

でも、Kissシリーズはある程度把握しているのですが、この9000Dって機種はなんぞや?
EOS 80Dは知っています。EOS 10Dのシリーズの最新機種ですよね。
EOS 7Dというのも知っています。さらに上位の機種です。

じゃ、9000Dって?! 妙に桁が大きくない?

と思って本気で調べてみました。するとびっくり。大きさ、重さ、基本性の性能のほとんどが「KiSS X9i」とほぼ同じではないですか!

中でも、寸法がまったく同じというのにも驚きです。見た目が結構違うのに、そんなことあるんだ?!

で、いろいろレビューを読んでいると、どうやらEOS 9000Dというのは、Kissシリーズの中身に80Dクラスの操作性を導入したモデルという感じらしいです。

9000Dとkiss X9iでの大きな違いはここです!

9000Dには、カメラの上面に液晶ディスプレイがあって、シャッター速度や絞りなどが一目で確認出来るようになっています。EOSシリーズの上位機種にはこれが付いていますが、kissシリーズでは省略されてるんですよね。

そして次がたぶん一番大きな違い。

Kiss x9iの背面のボタンは十字キーになっているのに対し、9000Dはサブ電子ダイヤルになっています。これは便利!

Kissにもシャッターのところに電子ダイアルが付いてますが、マニュアル撮影をするときは、「絞り」と「シャッター速度」を調整する必要があります。Kissは1つのダイアルで両方を調整するので、操作に一手間かかるんですね。その点、9000Dは2つの電子ダイアルで簡単に操作できます。

確かに、上位機種の操作性が導入されていますね~ これを見ると9000Dが欲しくなります。
定価自体は1万ぐらい高いですが、実は今はほとんど同じぐらいの値段で買えるんですよね。

このまま行けば9000Dの一択になるかな?

 
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