「タラちゃんが筋肉増強剤でムキムキになって五輪に出る」三谷幸喜がサザエさんの脚本を書いていた!

なんと。
これはびっくり。
あのコメディアン、じゃなかった、脚本家の三谷幸喜さんが、昔サザエさんの脚本を書いていたという話です。

タラちゃんがムキムキになって五輪に 三谷幸喜氏が明かす脚本の真相 - ライブドアニュース
三谷幸喜氏が23日のラジオで、アニメ「サザエさん」に関して語った。20代のころに脚本を手掛けたが、4本目でクビになったことを告白。4本目は、タラちゃんが「ムキムキになって五輪に出る」という話だったそう

 
いろいろビックリなんですけど、まずサザエさんって、原作があってそれをベースにアニメにしていたわけじゃないんですね。そりゃくそうか。アニメの方が進行速いですもんね。一時は週2回放送していましたし。(あまり知られていませんが、一時期、日曜日の他に火曜日も放送していたんです。あれ、再放送じゃないよね?)

三谷幸喜さんが、サザエさんの脚本を書いていたのは20代の頃ということで、今は60代なので40年ぐらい前ですね。で、書いた脚本はたった4本。そのうち1本はお蔵入りしたみたいなので、実際にアニメになったのは3本しかないようです。

おー、超レア案件ですね!
この世に3本しか存在しない三谷幸喜脚本のサザエさん。高値で取引されそう!

で、そのお蔵入りした1本が問題。どんな話だったかというと、

「タラちゃんが筋肉増強剤でムキムキになって五輪に出る」

という話だったらしい。

これ、ネタ? ネタですよね?

いや、三谷幸喜さんらしいと言えばらしいのですが、さすがにサザエさんでそれやりますか?!

案の定、不採用でクビ。当たり前です。
「夢オチ」だったみたいですが、タラちゃんが夢で筋肉増強剤とか、それまでの積み上げてきたサザエさんのイメージが台無しになってしましますよね。

調べてみたら、三谷さんのWikipediaにもこのエピソードが載ってますね。くだんの脚本は「タラちゃん成長期」というタイトルで、1985年8月18日に放送されたことになっていますが、上の記事では「放送されなかった」となっていますので、大部分の内容が改変されたんでしょうね。

いやいやすごいな、三谷幸喜さん。
もともとすごい人だとは思っていましたが、見直しました。あ、日本語が変だな、想像以上にすごい人だったんですね。そういうひと、嫌いじゃないですよ。むしろ応援します。

この脚本、個人の自主製作でいいので、だれか映像化してくれませんかねー?
アニメ化されなかった三谷幸喜の幻のサザエさん。すごい再生回数になりそうですけど!

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