今回は廃墟のお話。
今日、こんな記事を発見しました。
https://maidonanews.jp/article/14511582
これはすごい・・・・
この記事で話題になっている廃墟の写真はこちらです。
さすが鬼怒川一歴史ある廃墟群、増築に次ぐ増築、断崖絶壁に張り付く地下高層棟。もはや解体困難の廃城となっている… pic.twitter.com/MhDpZozJkn
— ニュー伊吹 (@ibuki_inter) December 19, 2021
これは栃木県日光市にある鬼怒川温泉の一部の風景です。
温泉街自体はもちろん今でも健在で、箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれ、大勢の観光客が訪れています。
温泉宿も約40件あるというかなり大きな温泉街なのですが、一部ではこんな巨大な廃墟群が存在してるんですね。
私は俗に言う「廃墟マニア」ではないですが、廃墟というのは歴史の流れの中で出来るものであり、そこに至るイキサツを思い巡らせるとロマンを感じることがあります。でも、この画像はロマンというより「怖い」という感覚が先に出てきました。
崩れてきそうで怖い、とか、幽霊が出そうで怖い、とかそういうのとも違うんですよね。
コンクリートの化け物。
こんな巨大な構造物がこんなになるまで放置されている現実。
不気味です。恐ろしいです。
バブル崩壊のあと、景気の低迷やレジャーの多様化によって倒産したホテルは、もう経営者とも連絡が取れず、放置するしか手がないようです。解体するにも一棟当たり億の単位のお金がかかるとか。
それにしても、これがこのままで良いとはとても思えません。一部のマニアには人気が出そうですが、温泉街のイメージダウンは避けられませんし、第一に危ないですよね。
行政主導ででもなんとかして欲しいですね。