冬の函館駅で撮影した道南いさりび鉄道の車両と特急北斗

今回は鉄道の話題。
先月(2022年12月)函館を訪れた際に撮影した函館駅構内の写真を紹介します。

昔は青函連絡船との乗り継ぎ駅として栄え、青函トンネル開通後も青森行き特急「白鳥」や盛岡行き特急「はつかり」などが運行し、北海道と本州の連絡駅として重要な地位を築いていた函館駅ですが、2016年に北海道新幹線が開通して以来は、本州との接続駅という役割を新函館北斗駅にゆずったため、なんとなく寂しい雰囲気になっています。

 

左側が5番ホームに停車している新函館北斗行き快速列車「はこだてライナー」。函館と新幹線駅を結ぶ電車です。右側4番ホームに停車しているのが北海道における唯一の第三セクター鉄道事業者「道南いさりび鉄道」の普通列車で上磯行きです。

道南いさりび鉄道は北海道新幹線が開通したときに開業した鉄道で、それまでJR北海道が運営していた津軽海峡線の一部を継承したものです。新幹線の並行在来線ってヤツですね。この電車は上磯行きですが、道南いさりび鉄道は木古内駅まで運行しています。

道南いさりび鉄道は9の車両を保有しておりますが、9車両全てが別の色に塗装されています。これは山吹色なので、キハ40 1812 [咲初]という名前の車両ですね。今回は乗れませんでしたが、いずれ乗ってみたいです。

 

こちらは7番ホームに停車している札幌行き特急「北斗」です。キハ281系気動車。いつ見てもカッコイイですよね。

先頭車両に小さく「FURICO 281」というロゴがありますが、その名のとおり振り子気動車です。

札幌函館間の特急列車は「北斗」と「スーパー北斗」の2パターンあり、停車駅と所要時間が違ったのですが、今は統一され、2020年3月から「北斗」のみとなりました。

 

こちらは反対からの写真。この日の函館は晴れでしたが、道中激しい雪が降っていたのか先頭車両が雪まみれですね。冬の列車は大変です。

 

最後に8番ホームの写真です。
なにげにここからの風景が好きです。
 

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