知床半島にはたくさんの滝がありますが、その中で私が最も好きな滝はフレペの滝、通称「乙女の涙」です。上の画像はその乙女の涙に虹がかかったときに撮影した写真です。
上流に川があるわけではなく、高さ100の断崖絶壁の途中から染み出た地下水が、ホロホロと海に落ちていく珍しい滝です。その滝の流れる様子がまさに「乙女の涙」という感じなので、初めてのときは、見ただけでその名前の由来がわかりました。
その断崖が入り江になっているので、海から強い風が吹くときは、その風が断崖を駆け上り、滝の飛沫を上空に舞い上げてしまい、滝水が下まで到達しないという不思議なことが起こったりします。
乙女の涙を見るには観光船やクルーザーで海から見るのが一番ですが、陸路でも行けないことはありません。ただ、知床ネイチャーセンターから約20分歩かなければなりませんので、ちょっと大変です。
以下のサイトに詳細が載っているので参考にしてください。
<参考>【知床自然センター公式サイトの解説】
ちなみに、100mの断崖絶壁は上から見るとかなりスリリングですので、高いところが苦手な方は要注意です。また小さなお子さんを連れて行く場合は、あまり崖に近づかない方が良いです。
車の窓からは見えない風景なので、知床の観光地の中でもレアな存在かもしれません。でも、苦労してでも見る価値はありますので、是非訪れてみてください♪